池内皮膚科クリニック TEL/04-7184-3525 JR常磐線我孫子駅徒歩2分
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ポックスウイルス科の伝染性軟属腫ウイルスが表皮細胞に感染して生じる皮膚良性腫瘍で、外観が水様光沢を呈するために「水イボ」と呼ばれます。
 
 
 


これまで当院においては水いぼの切除を実施してきましたが、我孫子市内の各医療機関間の治療方針のバラツキによる患者さんの混乱を無くす目的から、この度、我孫子市医師会(小児科医会が中心)の水いぼ治療に対する統一見解を遵守する形で、今後は以下の方針に決定致しました。

水いぼ患者の保育園、幼稚園、学校等の登校可、プール可とする。

【付記】
他人に移さないために水いぼをくまなく取ることは不可能です。氷山の一角とは意味合いが異なりますが、取ることの出来ない小さな水いぼが皮膚内に無数にあることを考えると、他人に移さないための水いぼ取りは現実的には不可能といわざるを得ません。水いぼは本来自然治癒する病気なので無理して痛い思いをさせて取る必要は必ずしもありません。免疫が成立するまでは取っても取ってもエンドレスという事実を医師、学校関係者、スイミングスクール関係者は理解する必要があります。
水いぼは発症してから免疫が成立するまでの期間が長い(1〜2年)ためにとかく問題視される病気ですが、病気の本質を親や関係各位がしっかり把握し、社会が成熟して受け入れる日が来るまで待つしかありません。
当院では、数が少なくて本人が痛いのを我慢出来たり、積極的に治療を望む方を除いて原則的には水いぼを取ることは上記の理由から致しません。 
以上、ご理解の程お願い致します。

(平成22年7月)